人の平均寿命は年々高くなり、最近は年齢を100歳と聞いても別に驚かなくなってきました。
私の周りでもあちらこちらに100歳がいます。
それでも同じ100歳でも寝た切りの人もいれば、元気に働いている人もいますね。
先日、新聞で素敵な100歳のおばあちゃんの記事を見つけました。
まさしく私が目標にしたい生き方をしている方でした。
ご主人が亡くなられた後、畑を耕しながら一人暮らしをされています。
「さびない鍬でありたいの」が口癖だそうです。
体も頭も心も鍬のように使い続ければさびることはない。年を重ねた分だけ、人は強くなり、やわらかくなる。
なんて素敵な言葉でしょう!!
子どもはいないので、近所の人や姪御さんに上手に助けを借りて暮らしているそうです。
毎晩お経をとなえ、日記をつける。
贈り物をいただけば令状を書く。
当たり前の毎日に感謝し、ささやかなことに大喜びする。
なんだかこの記事を読んだらとても元気を貰えました。
私の家系は病気をしない限り長生きしそうなので、みんなに迷惑をかけてまで長生きなんてしたくないなとずっと思っていました。
しかし、このおばあちゃんのように「さびない鍬」であり続ければ、長生きも悪くないなと思えてきました。
せっかくこの世に生まれてきたのですから。
やはり体も頭も心もずっと使い続けることが大切なようです。
ときどき休みたいなーと思うこともある仕事ですが、働けることに感謝してまだまだ頑張ろうという気にさせて貰えた記事でした。